子猫のシャンプー方法と注意点【生後3ヶ月からOK】
こんにちは、セトスイです( ◠‿◠ )
子猫を迎えて間もない方で(もちろんすでに飼っている方も)
シャンプーはいつから出来るんだろう?
そんな疑問を持っている方、多いですよね
実は生後3ヶ月の子猫でも、シャンプーして大丈夫なんです!
もちろん守るべき注意点などはありますので
今回はそんなお話をしていきます
子猫のシャンプー開始時期
まずはワクチンのお話から!
子猫は母親からの授乳で病気に対する抗体を受け継ぎます。
これを移行抗体といいます(人間の赤ちゃんも一緒です)
その移行抗体は生後42~150日で消滅してしまうため、
抗体が早く消滅してしまう場合を考慮して
生後60日前後に1回目のワクチン接種をします!
ワクチンを打ってから1週間は安静にした方が良いので、
早くて1回目のワクチンから1週間後からシャンプー可能になります
おうちに迎えた段階からシャンプーOK
生まれて間もなくは母親に舐めてもらったり
ブリーダーさんに濡れタオルで拭いてもらったりしてきれいにします。
2回目のワクチンは1回目の接種日から1ヶ月後に打つので
大体生後90日前後になります。
その頃はまだほとんどがペットショップにいるか、
おうちに迎えてすぐの時期ですよね。
2回目のワクチン接種日を確認しつつ
シャンプーを始めてみましょう!
子猫のシャンプーで気を付けること
シャンプーのやり方を説明する前に、知っておいて欲しい事。
生後3ヶ月から出来るとは言っても
まだまだ赤ちゃんの時期なので
シャンプーをすることで体調を崩してしまうことも、、
最低限気を付けてほしい事をまとめてみました
- 素早く終わらせる(全部で30分以内が理想)
- シャワー温度は37℃前後
- 低刺激のシャンプーを使う
この3つを忘れないよう頭に入れておいて下さいね
次はシャンプーの手順についてお話します!
子猫のシャンプーのやり方
今回は子猫のシャンプーについての手順を説明します
まだ油や汚れも少ない時期なので
シャンプー慣れの為にやると思ってください!
なので出来るだけ優しく早く終わらせてあげるのが大切です。
生後半年を過ぎて成猫に近づいてくると
また違ったやり方になるので別の記事でお話しますね!
手順⓪ 泡立てシャンプーを作っておく
猫のシャンプーは薄めて使うものが多いので
先に洗面器で希釈して作っておくとスムーズに進めます!
ここで用意してほしいものは
- 小さな洗面器
- 低刺激シャンプー
洗面器にシャンプーの原液を入れ、お湯で希釈し(約3倍希釈)
手でかき混ぜて泡立てておけばOK
子猫の皮膚は敏感なため、出来るだけ低刺激のものがいいです。
僕がショップで使ってたシャンプーを紹介しますので参考にして下さい
ラファンシーズ トリートメントシャンプーNK-12
子猫・子犬のシャンプーならばこの商品が1番おすすめです。
猫の皮膚とほぼ同じ、弱酸性のため皮膚にとても優しく
毎日でも洗えるんです!
匂いも少なく、泡切れもいいのでとても洗いやすいです
まだ子猫用シャンプーを考え中の方はぜひ試してみてください。
また、短毛の子はシャンプーのみでも平気ですが
長毛の猫ちゃんはリンスもしてあげることでもつれを防げます
リンスも3~5倍希釈し、全身に付けたらすぐ流して大丈夫です
流し残しのないよう注意(フケの原因になります)
手順① 全身を濡らす
まず最初に猫ちゃんの全身を濡らします。
ここで用意してほしいものは
- 大きめの洗面器
- スポンジ(怖がる子用)
まず洗面器に足が浸かるくらいのお湯をはり
(人が触って少しあったかいくらいが37℃)
そこにゆっくり猫ちゃんを入れてあげます。
動じない子ならそのままシャワーヘッドを身体にくっつけるようにして
全身をゆっくり濡らしてあげてください!
怖がる子だったらスポンジにお湯を含ませて濡らしましょう。
手順② シャンプーを泡立てて洗う
身体を十分に余洗いしたら、次はシャンプーです
手順⓪で作っておいたシャンプーで全身を優しく洗います
皮膚をマッサージするように洗いましょう。
肉球や爪の間も丁寧に(うんちカスがついてること多し)
顔は慣れてきたらでOK
顔は少し上を向かせ、
スポンジにお湯を含ませながら洗います。
少しならシャンプーが目に入ってしまっても平気ですが
慣れないうちは怖いと思うので、
少しお湯を含ませたスポンジで流しながら洗ったり
濡れタオルで顔を拭いてあげるだけでも大丈夫です!
猫は自分で顔を掃除できるので、ゆっくり慣れていきましょう
手順③ 全身をよく流す(長毛ならリンスも)
シャワーヘッドを体に密着させてお湯で流していきましょう
シャンプーが気持ちよくてまったりしてる子が多いので
ここは楽々やらせてくれるはず!
流し残しがあると乾きづらいのでしっかりと流しましょう。
手順④ タオルドライ⇒ドライヤーで乾かす
子猫はドライヤーの音を怖がる子が多いので
弱風から始めて、徐々に強くしていきましょう
まずタオルでしっかり拭いて乾かしやすくします!
(マイクロファイバータオルがおすすめ)
軽くタオルドライが出来たら、ドライヤーをあてつつタオルで乾かしていきます!
お腹⇒背中⇒顔⇒足先⇒しっぽの順番で乾かします
1番冷えるお腹からしっかり乾かすのが重要です。
ある程度乾いたらコームを通しながら、
弱風の冷風・温風を切り替えて仕上げていきます!
最後にワンランクアップの仕上げに
仕上げにブラッシュアップ剤をかけてあげると
毛並がツヤツヤになり、シャンプー効果が長持ちします。
日々のお手入れでも使えるのでオススメです!
1回使うととてもびっくりするくらい毛が輝きますよ
キャットショーの猫ちゃんには必須アイテム
猫のシャンプーが終わった後は
シャンプーは子猫にとってはかなりの体力消耗なので
お水を飲ませて、静かに様子をみてあげましょう
綺麗になって可愛くて写真を撮りたいかもしれませんが!
お疲れ様でした。ということでおとなしく寝かせてあげましょうね
ちゃんと乾かしても根元に湿気が残っているので
風邪をひかないように、翌日の体調確認もしてあげてくださいね
最後に
シャンプーは慣れてしまえばサッと終わらせることができます。
最初は大変かもしれませんが、
成猫になってもおうちでシャンプーができるよう
子猫のうちから慣らしておくことが大切です!
乾かすときは2人(ドライヤーを当てる人・乾かす人)でやるか
自立式のドライヤーを買うのもあり!
何かわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね
>>SUI SETO (@setosui_cat) | Twitter
今回の記事は以上です。
みなさんと猫ちゃんに、良い出会いがありますように( ◠‿◠ )